コンデナストカレッジが上海に拡大

コンデナストカレッジ、上海へ拡大

ファッション

出版グループのコンデナストは、UK以外で初めてのファッションとデザインの教育機関を開設する予定であり、今年後半に上海でのコンデナストファッション&デザインセンターの概念を具体化します。

この学校は秋に開校され、既に2013年4月に開校したロンドン拠点の施設の成功を受けて設立されました。これまでに400人以上の学生が卒業し、多くの人々が世界のファッションや高級品業界でキャリアを築いていると主張しています。

この中国のセンターは「産業の将来の才能を見つけ・育て・支援・鼓舞する」という出版社の使命の一環であり、会長兼最高経営責任者のジョナサン・ニューハウス氏は、この施設が企業のグローバルな展開に助けとなることを確信しています。

ニューハウスはさらに、「コンデナストは中国とファッション業界の市場ニーズとビジネスパートナーに深い関心を持っており、この方向性で活動を拡大するのは当然のことです」と付け加えました。

この学校は上海のファッションと高級品小売り地区の中心部に位置し、エルメス、ルイ・ヴィトン、K11アートモールなども集積しています。1,500平方メートルのスペースには最新のデジタル教育設備が備わり、「ベンチマークラーニング」環境を提供することを目指します。また、このセンターはファッションショー、会議、展示会などのイベントを開催するための多機能スペースとしても運営されます。

コンデナスト、中国でファッションとデザインの大学を開設予定

この学校では秋にコースが開始され、ファッションデザイン、写真撮影とスタイリング、メディアとデジタルコミュニケーション、マーケティングとブランド構築、さらにはタカサゴとの協力によるパフュームの世界に関する講座など、幅広いプログラムが開講されます。後にはマーチャンダイジング、Eコマース、ソーシャルメディア、小売り、イラストレーションなどの追加コースも開設され、ロンドン拠点の学校と同様に全額給付奨学金も用意されます。

センターの事務局長、ドミニク・シマール氏は「ファッション業界のニーズと多くの志願者が提供できるスキルや知識との間には、大きなギャップが存在しています。適用可能なスキルと知識の不足、そして実際の業界経験不足は、労働力の要求に常に応え続けるために必要なところです。これが私たちが中国で提供するエグゼクティブファッション教育の焦点です」と述べています。

画像:上海のコンデナストセンターのイメージ

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