ハロッズが上海での展開を検討中

ハロッズが上海進出に向け交渉中です

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中国の日刊紙「チャイナ・デイリー」によると、典型的なイギリスの百貨店であるハロッズは、英国外で初めての支店を上海の外灘エリアに展開する可能性について現在交渉中です。



記事に引用された代表者や専門家は、この展開はまだ確定しておらず、もし上海市政府との交渉がパートナーシップに結びつけば、プロジェクトを最終的にまとめるまでに約2年半かかるだろうと述べています。

ハロッズの取締役マイケル・ウォード氏は、ガーディアン紙に対し、「中国が(海外支店の)最も可能性の高い選択肢ですが、まずはたくさんの作業が必要です」と語っています。

「チャイナ・デイリー」は、ハロッズは「裕福な中国の消費者の間で既に高級品の販売業者としてよく知られており、毎年頻繁に海外でショッピングをする消費者にとって人気があります」と報じています。一方「ガーディアン」紙は、今年上半期にハロッズでショッピングをした中国人旅行者の数が昨年比で125%増加したと書いています。

以前に報じられたとおり、ハロッズがMohammed al-FayedからQatar Holdingに引き継がれた後、新しいオーナーは中国での支店を検討していました。最近、ルイ・ヴィトン、グッチ、ディオール、ティファニー、エルメス、プラダなどの国際的な高級ファッションブランドが上海に店舗を出店していますが、この動きはハロッズにとって伝統を大きく破るものとされています。
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